鹿島アントラーズ◇小田逸稀(オダイツキ)
基本プロフィール
- 所属:鹿島アントラーズ
- 背番号:23
- ポジション:DF
- 生年月日:98年7月16日
- 身長体重:173cm/68kg
- 利き足:右足
サッカー経歴(学歴)やプレースタイル
- 経歴:鳥栖U-15唐津 → 東福岡高
- 15年全国高校総体優勝
- 15年度全国高校選手権優勝
- 16年度全国高校選手権優秀選手
- 17年鹿島アントラーズ加入内定
中学生からサガン鳥栖の下部組織に入団し、高校では名門「東福岡高等学校」に進学。2年生になると左サイドバックとして全国高校総合体育大会や全国高校サッカー選手権大会で2冠に貢献した主力の選手だったよう。
2016年9月15日に鹿島アントラーズからの内定を発表。最後の高校サッカー選手権では、準々決勝で東海大仰星高校に0ー1で敗れて引退となった。
東邦高の選手間では試合後、「小田クンやばい」という声が上がっていたのだという。前回王者・東福岡高相手に奮闘していたCB小出晴貴主将は来季の鹿島入りを決めている相手左SBについて「プロで通用する球際とか空中戦だったんじゃないかなと」とその力を賞賛していた。
対戦相手を唸らせるほどのプレーを見せた東福岡DF小田逸稀(3年、鹿島内定)。“赤い彗星の爆走対空戦車”こと超攻撃的左SBが、チームを初戦突破へ導く活躍を見せた。身長173cmと決して長身ではないが、抜群のバネを活かした空中戦の強さは圧倒的だ。
対戦相手の主将もうなるほどの「球際の強さ」は、幼少期のバレーボールの経験が糧になっているようだ。
小柄な方だが、抜群の突破力は当時からお墨付きで「超高校級」と崇められていたとか!? 同じ東福岡高の大先輩、長友佑都のようにダイナミックで鮮烈なプレースタイルだった様子。2年生のときには既にサイドバックでレギュラーを獲得していた有望な選手だったことが見てとれる。
そして小田のストロングポイントはチャンスを量産するサイド攻撃!ペナルティエリアへの鋭いクロスが得意のようで身体能力も高く、対人プレーが武器のようだ。
☆鹿島アントラーズ 内定☆
[激走・対空サイドバック]DF小田 逸稀(東福岡高校/3年)
福岡県選抜 pic.twitter.com/avFzCe4ASO— サッカーマニアBLOG (@soccermaniablog) December 30, 2016
【全九州高校サッカー大会】
6月21日〈準決勝〉
大津vs東福岡
後半32分 東福岡高 小田逸稀選手の同点ゴール pic.twitter.com/mJaYKpVfBt— ⚽️福岡県高校サッカーフォトメディア (@kouichi1969) June 21, 2015
鹿島内定のニュース&インタビュー
「大舞台での経験を備えている」鹿島、東福岡DF小田逸稀の来季加入内定を発表 https://t.co/Tn41dJ0ucT #gekisaka #jleague pic.twitter.com/518t976iKn
— ゲキサカ (@gekisaka) September 15, 2016
【インタビュー】
鹿島アントラーズに2017年加入内定!
東福岡高DF小田逸稀 選手(U-15:サガン鳥栖U-15唐津) pic.twitter.com/L27rSVzNtJ— ⚽️福岡県高校サッカーフォトメディア (@kouichi1969) September 16, 2016
鹿島アントラーズ入団後
2017年、鹿島アントラーズに入団。6月22日、天皇杯2回戦のFCマルヤス岡崎戦でプロ入り初出場を飾った。7月12日、天皇杯3回戦のモンテディオ山形戦では80分に途中交代で出場し、左サイドをドリブル突破して上げたクロスから相手選手のオウンゴールに繋がり4点目を演出。5ー0の圧勝に貢献した。
2018年は鹿島2年目。3月14日、ACLチャンピオンズリーグ第4節のシドニーFC戦でプロ入り初先発を果たした。4月14日、第8節の名古屋グランパス戦でJ1リーグ初出場を果たした。
元東福岡の鹿島19歳DF小田逸稀、初先発でJ1デビューへ! https://t.co/k9TyEzsPpr #gekisaka #jleague pic.twitter.com/GZxo7u4J2g
— ゲキサカ (@gekisaka) April 14, 2018
小田逸稀へ中田CROがインタビュー
プロ入り後は、出場機会もあまりなく、ベンチにすら入れない時期が続いた。ACL2018年のシドニー戦に、やっと出場機会を掴んだ小田だったが、自身のミスから相手のゴールを許してしまい、本人にとっては、苦い思い出となったであろう。
失点後、暗い顔をしていた小田を励ました昌子が印象的であった。「思い切ってやれていたし、そのサポートをできるだけやろう、と」DFリーダーは寛容的に語ってた。
プロの厳しさ、シビアさを痛感した小田はどこまで自身を高いステージまで持っていけるのか。今後の活躍に期待したい!